WikipediaのモバイルアプリがOpenStreetMapを採用。Google Maps離れは進むか?

ウィキメディア財団 (Wikimedia Foundation, Inc.) が4月5日(現地時間)にiOSとAndroid向けのWikipedia公式アプリをアップデートした。

今回のアップデートで、これまで地図表示で使用されていたGoogle社のGoogle Mapsが、非営利のオンライン地図プロジェクトOpenStreetMap(OSM)の地図データに変更されている。

Google Maps APはこれまで無償で提供されててきたが、Google社は2011年10月にAPIの利用に対して課金することを発表した。
実際に課金が開始する時期はまだ明確にされていない。

今回は同財団がアプリ内の地図データの提供元を変更したが、これまでにも米foursquareや米Apple(のiOS版iPhoto)がGoogle MapsからOSMに移行している。

出典:ITmedia 様