「Google Maps API」開発者向け使用料引き下げ – Google

Google は6月22日(米国時間)、Google Maps API の使用料の引き下げを発表した。

Google は2011年10月に、それまで無料で提供していた Google Maps API を2012年初頭から課金すると発表し、一部のサイトが地図機能を無料のオンライン地図プロジェクト(OpenStreetMap)に移行した経緯がある。
有料化に対する開発者の反発のみでなく、米Appleが次期OS「iOS6」のマップ機能に独自の地図エンジンの採用を発表した事も、今回の値下げのきっかけではないかという見方も一部にはあるようだ。

Google Maps API は、
地図の読込回数25,000回/日 までは無料。
この回数制限を越えた分が有料となる。

これまでの超過料金は、
1,000回当たり4ドルだったが、
新料金体系では
1,000回当たり50セントとなっている。

また「スタイル付き地図」(Google Mapsエンジンを独自デザインの地図で利用できる機能)の使用制限も緩和され、通常の(スタイル付きでない)地図の使用制限と同じとなった。