総務省は「スマートフォンを経由した利用者情報の取扱いに関するWG(ワーキンググループ)」の開催を決定した。
世界的な規模で急速な普及が進むスマートフォンだが、高性能ゆえに通話やメールの履歴のほか、位置情報やアプリの利用履歴などの、「利用者に関する多くの情報」がスマホ内に蓄積される。
スマホに蓄積されたそれらの個人情報を含む利用者情報は、アプリ経由で収集される事もあるが、利用者に知らされずに第三者に提供される場合もある。
その様な現状を踏まえ、利用者情報の取扱いに関して必要な対応等を検討する為にWGを開催するとの事。
平成24年1月に第1回会合を行い、平成24年6月を目処に取りまとめを行う予定との事。
アプリを使用する際に、位置情報や利用者情報を取得する事が機能の前提になっているアプリも現実に存在する上、様々なサービスと連携しようとするとアプリ内で利用者情報を取り扱う必要が出て来る。
どの程度の内容が決まるのか、注目する必要がある。